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糖尿病を改善するコエンザイムQ10

血糖値の上昇を緩やかにして糖尿病を改善に導くコエンザイムQ10

コエンザイムQ10には代謝を活性化する作用と抗酸化作用があります。そこで期待されているのが「糖尿病」に対する効果です。
活性酸素の増加は糖尿病を引き起こす原因の一つとされています。抗酸化作用によって活性酸素が除去されることで、糖尿病の症状が緩和されます。
さらにコエンザイムQ10によって体内のエネルギー産生効率が高まると、糖がエネルギーとして使われやすくなり代謝が向上します。食後の血糖値上昇を緩やかにする効果が期待できます。
糖尿病と診断された方、食後に血糖値が上がりやすい隠れ糖尿病の方は、サプリメントなどからコエンザイムQ10を積極的に摂ると良いでしょう。

コエンザイムQ10の糖尿病改善効果

抗酸化作用によって糖尿病を改善に導く

活性酸素が糖尿病を悪化させる

加齢や生活習慣が原因で体内で活性酸素(※1)が増えると、強い酸化作用によって細胞を傷つけて機能を低下させてしまいます。そこで私たちの体は「抗酸化物質」を働かせることで、活性酸素を除去しています。
ところが体内の抗酸化物質は加齢によって減少するため、細胞が「酸化ストレス(活性酸素によって受けるダメージ)」に晒されます。
強い酸化ストレスは「インスリン分泌不全」や、インスリンの効力低下を示す「インスリン抵抗性」を増加させます。
そのため体内の活性酸素の増加と抗酸化物質の減少が、糖尿病の症状を悪化させる要因と考えられています。

(※1)呼吸から取り入れた酸素の一部が活性酸素に変わる。増えすぎると正常な細胞を酸化させて様々な悪影響を及ぼす。紫外線やストレス、喫煙などでも体内に発生する。

コエンザイムQ10の抗酸化作用によって酸化ストレスを軽減する

コエンザイムQ10には優れた抗酸化作用があり、体内で増えすぎた活性酸素を除去する働きがあります。
酸化ストレスが軽減されることでインスリン分泌不全やインスリン抵抗性の増加が抑えられ、血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できます。
体内のコエンザイムQ10は20歳をピークに加齢によって減少します。中高年世代の方は糖尿病対策として、コエンザイムQ10を積極的に摂りましょう。

関連記事:コエンザイムQ10の抗酸化作用

糖尿病への効果が期待されている還元型コエンザイムQ10

コエンザイムQ10は大きく分けて酸化型と還元型があります。その中で抗酸化作用を持つのは還元型です。
ただし酸化型であっても体内で還元酵素で還元型に変換されるため、一定の効果が期待できます。とはいえ全てが還元型に変換されるわけではなく、変換量には個人差があります。
このため酸化型と還元型では糖尿病への有効性に大きな違いがあると考えられています。より高い効果が期待できる還元型コエンザイムQ10を摂ることで、糖尿病の症状を改善に導くことができます。

関連記事:還元型コエンザイムQ10とは

代謝を改善して血糖値の上昇を緩やかにする

糖質が代謝されずに残ると血糖値が上がりやすくなる

血糖値が上がりやすくなる原因の一つが代謝の低下です。食事から摂取した糖質は小腸でブドウ糖に分解された後に吸収されます。
その後、体内燃焼サイクルである「TCAサイクル(クエン酸回路)」に取り込まれ、脳と体を動かすエネルギーに変わります。
ところが消費されるエネルギーよりも多くの糖質を摂取すると、代謝されず残った糖質によって血糖値が上昇してしまいます。

代謝を向上させ血糖値の上昇を抑えるコエンザイムQ10

私たちの細胞にはミトコンドリアという小器官があり、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーを作り出しています。
コエンザイムQ10はミトコンドリアを活性化することでATPの生成を促しています。ところが糖尿病患者の血液を調べると、コエンザイムQ10濃度が著しく低いことが分かっています。
これはコエンザイムQ10の不足によってエネルギー産生効率が低下し、血糖値の上昇に繋がっていることが考えられます。
コエンザイムQ10を積極的に摂ると、食事から摂った糖質からATPが生成されやすくなり、代謝を向上させることができます。その結果として、血糖値の上昇が緩やかになり糖尿病の改善に繋がります。

膵β細胞にATPを供給して機能を向上させる

インスリンを作り出す膵β細胞

血糖値の上昇を抑える重要な役目を担うインスリンは、膵臓の組織中にあるβ細胞で作られています。この膵β細胞の機能が低下すると、インスリンが分泌されにくくなり高血糖の状態が続くことになります。

膵β細胞の機能を向上させるコエンザイムQ10

コエンザイムQ10によって体内のエネルギー産生効率が高まると、膵β細胞に豊富なATPが供給されます。膵β細胞が活性化されることで、機能が向上することが報告されています。
これはコエンザイムQ10が膵β細胞に直接作用しているということを示しており、糖尿病の改善効果を裏付けています。

関連記事:コエンザイムQ10でエネルギー産生効率を高める

臨床試験で糖尿病を改善する効果が確認されている

そこで糖尿病患者を対象に還元型コエンザイムQ10を投与して、インスリンや血糖値に関する数値の変化を調べました。
この試験によってコエンザイムQ10には食後のインスリン分泌を促す作用があり、血糖値の上昇を抑える効果があることが分かりました。一方で空腹時の血糖値上昇を抑える効果は認められませんでした。
被験者数が少ないため今後さらなる検証が必要ですが、還元型コエンザイムQ10の摂取によって糖尿病を改善できる可能性が示されました。

【コエンザイムQ10の効果を示す試験結果】

2型糖尿病患者9名に還元型コエンザイムQ10を1日200mg、12週間投与し、投与前と投与後に血液検査を行って各数値を比較しました。
その結果、HbA1c値(過去1~2ヶ月の平均的な血糖指標)、グリコアルブミン値(過去1ヶ月の平均的な血糖指標)、インスリンが有意に低下することが確認されました。
一方で空腹時血糖、HOMA-β値(空腹時のインスリン分泌指標)、HOMA-R値(インスリン抵抗性)などには影響がありませんでした。(参考元1)

糖尿病治療薬との併用には注意が必要

糖尿病の症状を改善する効果が期待されているコエンザイムQ10ですが、糖尿病の治療薬と併用する際は注意が必要です。
コエンザイムQ10そのものは非常に安全性が高く、副作用が少ない成分です。しかし、医薬品に含まれている成分との組み合わせによっては、副作用が引き起こされる恐れがあります。
糖尿病の治療薬と併用することで、薬の作用に影響する可能性もあるため専門家の判断が必要です。糖尿病の治療薬を服用している方は、必ずかかりつけの医師に相談し、適切な指示を得てください。

参考元1:コエンザイムQ10の基礎と応用 コエンザイムQ10協会編 丸善出版

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