コエンザイムQ10でインフルエンザを予防する

コエンザイムQ10は、免疫細胞が活動するために必要なエネルギーの産生を促進する働きがあります。また、免疫細胞を攻撃する物質を除去する働きもあります。
このようなコエンザイムQ10の働きは、インフルエンザの予防に効果的です。

インフルエンザウイルスから身を守る免疫機能

ウイルスや細菌から身を守る免疫機能

詳しい情報(クリック)

冬になると毎年のように流行するインフルエンザ、感染して何日も苦しむ人が居る一方で全く感染しない人も居ます。
この差は何なのかと言うと誰もが持っている免疫力です。インフルエンザや風邪のウイルスは空気中を漂い、呼吸や食事の際に口や鼻から取り込んでしまいます。
にも関わらず容易に感染することがないのは、私たちの体内にウイルスや細菌の侵入を防ぎ、侵入された場合は抗体を作って対処する免疫機能が備わっているためです。

獲得免疫を活用したインフルエンザワクチン

詳しい情報(クリック)

インフルエンザの予防方法として最も一般的なのはワクチン接種です。私たちが持つ免疫機能は大きく分けて「自然免疫」と「獲得免疫」があります。
このうち獲得免疫は過去に感染した病原体の情報を記憶して、次に体内に侵入されたときにはその情報から抗体を作り出すことで感染を防ぎます。インフルエンザワクチンは獲得免疫を活用しています。

一方で獲得免疫には限界があります。抗体が出来るまでには5~7日ほど時間がかかるため、その間にウイルスが増殖する恐れがあります。
さらに少しでも型が違うと新たに情報を記憶して抗体を作る必要があります。初めて感染したウイルスに全く対処できないわけではありませんが、とても時間がかかるのです。
インフルエンザウイルスは毎年のように感染する型が異なります。つまり獲得免疫を活用したインフルエンザワクチンは万能ではないのです。

自然免疫によってインフルエンザの感染を防ぐ

詳しい情報(クリック)

そこで重要になるのがもう一つの免疫である「自然免疫」です。とてもシンプルな働きをしますが、私たちが持つ細胞の一つ一つに備わっています。
自然免疫は体内に入り込んだ病原体の存在をいち早く感知して、粘膜の内側に侵入されるのを防ぎます。もし侵入された場合は、自ら積極的に動いて捕食したり攻撃を加えることで感染から守ってくれます。
体内に侵入した病原体を手当たり次第に捕食して、その情報を他の免疫細胞に送るマクロファージなどの食細胞がその代表です。
インフルエンザを予防するためには、獲得免疫だけに頼るのではなく、免疫細胞を活性化することで自然免疫の働きを高める必要があります。

コエンザイムQ10のインフルエンザ予防効果

免疫細胞に必要なエネルギーを供給する

免疫細胞が活動するためにはエネルギーが必要です。体内の免疫機能がどれほど優れていても、エネルギーが不足するとインフルエンザウイルスに対する抵抗力が弱くなり感染を防ぐことができません。
細胞を動かすエネルギーを作っているのはミトコンドリアと呼ばれる小器官です。ミトコンドリアは一つ一つの細胞に備わっていて、生命活動に不可欠なATP(アデノシン3リン酸)と呼ばれるエネルギー源を作り出しています。
この働きを助けているのが補酵素であるコエンザイムQ10です。私たちの体内には約700mgのコエンザイムQ10が蓄えられています。
コエンザイムQ10があるのとないのとでは、エネルギー産生の効率が約28倍も違うと言われています。免疫細胞を活性化して自然免疫の働きを高めるためには、コエンザイムQ10の働きが不可欠です。

活性酸素を除去して免疫力の低下を防ぐ

活性酸素による酸化ストレスが免疫力を低下させる

私たちは体内に酸素を取り込むことで、細胞を動かすエネルギーに変えて生命を保っています。ところが取り込んだ酸素のうち最大5%は活性酸素に変化してしまいます。活性酸素は周辺の細胞を酸化させることで傷つけ、老化を進めてしまいます。
活性酸素によって細胞がダメージを受ける現象を「酸化ストレス」と呼びます。酸化ストレスが増えると免疫機能不全を起すことが分かっています。
つまり体内で活性酸素が増えることで免疫細胞が傷つけられ、免疫力が低下してしまうのです。これは活性酸素が増えるとインフルエンザに対する抵抗力が弱くなることを意味しています。

還元型コエンザイムQ10の抗酸化作用

コエンザイムQ10が持つ大きな効能の一つが抗酸化作用です。体内で増えすぎた活性酸素を取り除く働きがあり、細胞の酸化を防いでくれます。ただし全てのコエンザイムQ10に抗酸化作用があるわけではありません。
コエンザイムQ10は大きく分けて酸化型と還元型があります。このうち抗酸化作用が認められているのは還元型のみです。
とはいえ酸化型に全く効果がないわけではありません。酸化型は小腸から吸収される際に還元酵素によって還元型に変換されます。

マウスを使った臨床試験で予防効果が示されている

富山大学大学院医学薬学研究部の林利光教授らのグループは、還元型コエンザイムQ10にインフルエンザを予防する効果があることを初めて明らかにしました。
インフルエンザ予防のメカニズムについては不明な点もありますが、エネルギー産生効率を高めるコエンザイムQ10によって、免疫機能が向上するためと考えられています。
また、コエンザイムQ10と乳酸菌を併用することで、さらに予防効果が高まることも明らかになりました。今後はヒト試験で効果が証明されることが期待されています。

【コエンザイムQ10の効果を示す試験結果】

30匹のマウスを三つのグループに分けて、このうち二つのグループ20匹に予め還元型コエンザイムQ10を投与しました。その後、A型インフルエンザウイルス(H1N1亜型)を鼻から投与して、気道と肺のウイルス量、免疫細胞が作り出す抗体の量を調べました。
その結果、還元型コエンザイムQ10を投与したマウスでは投与していないマウスと比べて、感染から3日後にウイルスの量が気道で19~24%、肺で49~52%に留まり、ウイルスの増殖を有意に抑えられることが確認されました。
また抗体の産生量については、抗インフルエンザウイルス薬を投与したマウスはほとんど作られませんでした。対して還元型コエンザイムQ10を投与したマウスでは十分な抗体が作られていることが確認されました。(参考元1)

参考元1:インフルエンザウイルス感染に対する還元型コエンザイムQ10の予防効果について | 株式会社カネカ

Rankingランキング

  • これがイチオシ!ステラの贅沢コエンザイムQ10の公式ページ
  • カネカ還元型コエンザイムQ10の公式ページ
  • ステラの還元型コエンザイムQ10プラスの公式ページ

Otherその他の記事