コエンザイムQ10と合わせて摂りたいL-カルニチン

コエンザイムQ10とL-カルニチンは相性の良い組み合わせ

体の疲れを取り老化予防にも良いコエンザイムQ10は、優れた効能を持つことからいま注目の成分です。健康食品として認可されていて、サプリメントから気軽に摂ることができます。
そこでコエンザイムQ10と一緒に摂りたいのがL-カルニチンです。どちらも体を動かすエネルギーを作るために欠かせない成分であり、とても相性の良い組み合わせです。一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。

脂肪酸をミトコンドリア内に取り込むL-カルニチン

私たちが食事で摂った栄養素は小腸で消化酵素によって分解された後に吸収されます。このときに肉や魚に含まれる脂質は脂肪酸に分解されます。
アミノ酸の一種であるL-カルニチンは、脂肪酸を細胞内の小器官であるミトコンドリアに取り込む重要な役目を担っています。
ミトコンドリアでは取り込まれた脂肪酸などを酸化させることで、体を動かす燃料となるエネルギーを作り出しています。

ミトコンドリアを保護するL-カルニチン

ミトコンドリアは外膜と内膜によって構成されています。ところがミトコンドリアが持つ膜はとてもデリケートで、脂肪酸を取り込み膜を通過させる際に傷ついてしまいます。
そこでL-カルニチンが膜と結合することで、脂肪酸によって受けるダメージを軽減して膜を保護しています。つまりミトコンドリアの機能を維持するためにはL-カルニチンの存在が不可欠なのです。

どちらもエネルギー産生効率を高める働きがある

エネルギーを作り出すTCAサイクル

私たちの体は食事で摂った栄養素を材料として取り込み、「TCAサイクル(クエン酸回路)」を循環させることで、体を動かすエネルギーを作り出しています。
その材料とは三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質です。これらの栄養素は小腸でそれぞれブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸に分解され、血液によって全身の各細胞まで運ばれます。そして、細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリアに取り込まれます。
ミトコンドリアではTCAサイクルによって、脂肪酸などを酸化させることでクエン酸などのいくつかの酸が作られ、最終的には酸素と結合して水になります。
この過程で発生する莫大なエネルギーによって作り出されるのがATP(アデノシン3リン酸)です。ATPは生命活動に欠かせないエネルギー源です。

二つの成分が連携することでエネルギーの産生を促している

L-カルニチンは脂肪酸をミトコンドリアに取り込む役目を担い、コエンザイムQ10はミトコンドリアがATPを生成するのを助けています。
つまりコエンザイムQ10とL-カルニチンがお互いに連携することで、エネルギーの産生を促しているのです。どちらの成分にもエネルギー産生効率を高める働きがあり、疲労回復を促し肥満を予防する効果が期待できます。

併用することで脂肪の燃焼が促進される

コエンザイムQ10とL-カルニチンには脂肪の燃焼を促す作用があります。私たちが食事から摂取した脂質のうち、エネルギーとして使われない分は体脂肪になります。
L-カルニチンによって脂肪酸がミトコンドリアに取り込まれることで、使われずに残る余分な脂質を減らすことができます。つまり体脂肪が蓄積されにくくなり、太りにくい体に変えることができます。
さらにコエンザイムQ10とL-カルニチンには代謝を高める作用があり、一緒に摂ることで運動による脂肪燃焼を促す相乗効果が期待できます。

【コエンザイムQ10とL-カルニチンの効果を示す試験結果】

BMI値と体脂肪率が近い成人女性に、コエンザイムQ10とL-カルニチンを含むソフトカプセルを1日3回、3ヶ月間摂ってもらいました。
試験開始時と摂取期間終了後には、体重、BMI、体脂肪率を測定し、それぞれの平均値を算出しました。
その結果、体重、体脂肪率、BMIともに有意な低下が認められ、相乗効果が期待できることが明らかになりました。(参考元1)

コエンザイムQ10と一緒に摂りたいL-カルニチン

どちらも加齢によって不足しやすい成分

体内で利用されるコエンザイムQ10のうち、半分は細胞によって生合成され、残りは食事から摂る必要があります。一方のL-カルニチンは1/4が体内で生合成され、残りは食事から摂っていると言われています。
ところが年齢を重ねることでどちらの成分も体内で生合成する量が低下してしまいます。また体内のL-カルニチンのほとんどは筋肉細胞内に蓄えられていますが、高齢になると筋肉中の濃度が低下することが分かっています。

コエンザイムQ10とL-カルニチンを一緒に摂る

食事から補うことができる

コエンザイムQ10とL-カルニチンは食事から補うことができます。どちらも効率良く摂ることができる食品は肉類です。牛肉、豚肉、鶏肉、鶏レバーがお勧めです。L-カルニチンは赤身肉に特に多く含まれています。
どちらの成分も中高年の方は不足しやすいため、食事を工夫して肉類を積極的に摂ると良いでしょう。

両方を配合したサプリメントから効率よく摂る

最近ではコエンザイムQ10とL-カルニチンの両方を配合したサプリメントが少しずつ増えています。より効率よく摂取するためにサプリメントの活用を検討してみてください。
特にコエンザイムQ10は一つ一つの食品に含まれている量があまり多くありません。中高年の方はサプリメントから積極的に摂ると良いでしょう。

コエンザイムQ10とL-カルニチンを併用する際の注意点

摂り過ぎに注意

詳しい情報(クリック)

いくら体に良い成分とはいえ、とにかくたくさん摂れば良いというものではありません。コエンザイムQ10とL-カルニチンはもともと体内に存在する成分であり、安全性の高さが認められています。
一方でコエンザイムQ10には過剰摂取による副作用が報告されています。サプリメントを利用する際は、必ず1日の摂取目安量を守り、摂り過ぎないようにしましょう。
一方のL-カルニチンは摂り過ぎても使われない分は尿と一緒に体外に排出されるため、過剰摂取による副作用の心配は要りません。

持病がある方はかかりつけの医師に相談する

詳しい情報(クリック)

持病がある方はサプリメントの利用を開始する前に、必ずかかりつけの医師に相談してください。一つ一つの成分は安全でも、併用することで持病を悪化させる恐れがあります。
特にサプリメントは成分が濃縮されているため、複数の成分を一緒に摂ることで体を刺激する恐れがあります。
持病への影響や飲み合わせの判断には専門的な知識が必要です。自分で判断せずに医師の指示を得てください。

参考元1:その1. CoQ10とL-カルニチンによる脂肪燃焼促進相乗作用|株式会社 シクロケムバイオ

Rankingランキング

  • これがイチオシ!ステラの贅沢コエンザイムQ10の公式ページ
  • カネカ還元型コエンザイムQ10の公式ページ
  • ステラの還元型コエンザイムQ10プラスの公式ページ

Otherその他の記事