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低血圧にコエンザイムQ10

コエンザイムQ10は、心臓の機能を高めることで低血圧の改善をサポートします。

血液を送る心臓のポンプ機能には、エネルギーが必要です。コエンザイムQ10はこのエネルギーの産生を手伝うことで、心臓の機能を高めます。心臓の血液を送る力が高まると、低血圧に良い影響を与えます。
普段の低血圧対策に加えてコエンザイムQ10を利用して、低血圧を改善しましょう。

慢性的な疲れの原因である低血圧

低血圧とは

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女性や高齢者に多い低血圧は、疲れや倦怠感、めまい、立ちくらみ、顔のくすみ、動悸、息切れ、頭痛や肩凝り、食欲不振、睡眠障害などさまざまな症状を引き起こします。
明確な定義はありませんが、一般的には最高血圧(収縮期血圧)が100mmHg以下、最低血圧(拡張期血圧)が60mmHg以下が低血圧とされています。

血圧が下がらない高血圧は、生活習慣病の原因となるため積極的に治療が行われています。それに対して低血圧は、慢性的な疲れなどさまざまな体の不調を引き起こしますが、命に危険が及ばないため、あまり病気として見られることがありません。
とはいえ低血圧を抱えている方は、朝なかなか起きることができない、午前中思うように体が動かないなど、仕事や家事への影響は小さくありません。
それなのに低血圧は「たいしたことない」と思われることが多く、なかなか周囲に理解されないのです。高血圧とは異なり治療の基準がないため、病院を受診しても「どこにも異常がない」と診断されることもあります。そのため誰にも相談できずに一人で悩んでいる方が多いのが現実です。

低血圧には種類がある

低血圧は大きく分けて「本態性低血圧」と「起立性低血圧」があります。

本態性低血圧の特徴

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一般的に低血圧と言われる方の大半を占めているのが本態性低血圧です。特別な原因は見当たらないのになぜか血圧が上がらず、慢性的に血圧が低い状態にあります。
体質的なものであり、痩せている人や虚弱体質の人がなりやすい傾向にあります。比較的若い人に多いのも特徴です。

起立性低血圧の特徴

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横になっている状態、または座った状態では血圧が安定していますが、立ち上がるとまたは長時間立っていると血圧が20mmHg以上下がるのが特徴です。

その原因は心臓のポンプ機能の低下にあります。横になっている状態では心臓が血液を押し出す力が弱くても、全身に血液を送ることができます。
しかし、立ち上がると重力に逆らって血液を送る必要があるため、ポンプ機能がしっかり働かないと血流が悪くなります。その結果として全身の毛細血管にスムーズに血液が届かなくなり、血圧が大きく低下してしまいます。
また、心臓から送り出された血液を末梢血管が送り返すときに、血管が拡張することで起こることがあります。比較的高齢者に多いのも特徴です。

低血圧の方はコエンザイムQ10の血中濃度が低い

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コエンザイムQ10は健康な成人の体内に約700mg存在しています。体内のコエンザイムQ10の量は器官によって異なり、活発に代謝を行う器官ほど多く蓄えられています。
その中でも拍動を1日に10万回行い、片時も休み無く動き続ける心臓には、最も多くのコエンザイムQ10が蓄えられています。

体内のコエンザイムQ10の量を測る目安として血中濃度があります。健康な成人の血液中には0.76±0.17μg/mlのコエンザイムQ10が含まれています。(参考元1)
ところが低血圧の方は0.6μg程度と健康な人よりも明らかに低いことが分かっています。(参考元2)このことから体内のコエンザイムQ10が不足することが、低血圧の原因の一つと考えられています。

低血圧を改善するコエンザイムQ10

エネルギー産生の効率を高めるコエンザイムQ10

私たちの体は60兆個もの細胞によって形作られています。この細胞の一つ一つにはミトコンドリアと呼ばれる小器官が存在しています。
ミトコンドリアは体を動かすエネルギー源であるATP(アデノシン3リン酸)を作り出しています。このミトコンドリアの働きを助けているのがコエンザイムQ10です。
仮に体内にコエンザイムQ10が存在しなかったとしても生きていくことはできます。しかし、コエンザイムQ10があるのとないのとではエネルギー産生の効率が約28倍も違うと言われています。

心臓のポンプ機能を支える心筋は多くのATPを必要としている

片時も休み無く稼動する心臓は、他の器官とは比べ物にならないほど多くのエネルギーを消費します。体内のコエンザイムQ10が不足すると、心臓に十分なエネルギーが送られなくなり機能が低下してしまいます。
心臓の中でポンプ機能を支えているのが心筋です。心筋が収縮することで血液を押し出し、血圧をコントロールしています。ですから心筋は特に多くのATPを必要としています。
心筋が使うATPを作り出しているのは、心筋内のミトコンドリアとコエンザイムQ10です。心筋のATPが減少すると血液を押し出す力が弱くなるため低血圧の原因になります。

コエンザイムQ10が心筋の働きを高める

コエンザイムQ10はもともと心臓機能が低下する「うっ血性心不全」の治療薬として開発されました。うっ血性心不全は低血圧と同じように心臓のポンプ機能の低下することで発症します。
ですからうっ血性心不全を改善する効果があるコエンザイムQ10は低血圧に対しても有効です。コエンザイムQ10を摂ると心筋に必要なATPの産生が促され、ポンプ機能を回復させることができます。それによって停滞していた血流が整えられます。
さらに血液が全身の隅々に送られることで末梢血管が活性化されます。心臓のポンプ機能と末梢血管が血液を戻す力が回復すると、低血圧が少しずつ改善されていきます。

起立性低血圧を改善する

起立性低血圧には二つのタイプがある

起立性低血圧は主に二つのタイプに分けられます。一つは心臓のポンプ機能を支える収縮力が低下しているタイプです。
立ち上がると血圧が大きく低下するのは、心臓の収縮力の低下によって血液を押し出す力が弱いためです。このタイプの方は立ち上がってから10分後に血圧が最も低くなります。
もう一つは立った状態で末梢血管の抵抗力が弱いタイプもあります。これは心臓が押し出した血液を末梢血管が受けて押し戻す力が弱いことを意味しています。
このタイプの方は立ち上がった直後に血圧が急降下します。急な立ちくらみやめまいが多いのが特徴です。

心臓の力と末梢の力のバランスを改善する必要がある

どちらのタイプの起立性低血圧を治療する場合も、血圧自体を上げることよりも、心臓の力である心拍出量と末梢の力である総末梢循環抵抗のバランスが重要になります。
心拍出量と総末梢循環抵抗は血圧を直接コントロールしています。心拍出量は心臓が1分間に押し出す血液の量を表しています。総末梢循環抵抗は心臓が押し出した血液を末梢の血管が受けて、心臓に戻す力のことです。
分かりやすく表すと以下のようになります。

血圧=心臓の力(心拍出量)×末梢の力(総末梢循環抵抗)

コエンザイムQ10にはこの二つのバランスを改善する働きがあります。その結果として、全身に血液がスムーズに循環するようになり、起立性低血圧の改善に繋がります。

安全性の高いコエンザイムQ10は安心して使うことができる

コエンザイムQ10は副作用が少なく非常に安全性の高い成分です。誰でも薬局で購入できるOTC医薬品のほか、サプリメントなどの健康食品として認められています。
心臓の機能を回復させる治療薬はほかにもいくつもありますが、コエンザイムQ10はそれらの薬よりも安全性が高く安心して使うことができます。
なぜなら私たちの体内にもたくさん存在し、普段食べている肉や魚など身近な食材から摂取している成分だからです。このため低血圧によって体調が悪化している方であっても安心して使うことができます。

コエンザイムQ10の摂り方

低血圧の治療薬と相性が良い

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コエンザイムQ10は、アメジニウムやミドドリンなどの低血圧の治療薬と相性が良いため、併用することで相乗効果が期待できます。かかりつけの医師に相談して治療薬の利用を検討してください。
心筋に必要なエネルギーを作り出すコエンザイムQ10は、低血圧の改善に有効と考えられています。しかし、低血圧の治療薬として認められているわけではありません。
特にサプリメントは効果が保証されているわけではありませんから、摂取は自己責任になります。ですから低血圧をしっかり治したい方は、コエンザイムQ10と治療薬を併用することをおすすめします。
治療薬と併用することで症状の改善が進み、治療期間が短くなります。それによってQOL(生活の質)を高めることができます。

生活の改善を行いながらコエンザイムQ10を摂る

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誤解してはいけないのは、コエンザイムQ10を摂るだけで低血圧が改善されるわけではありません。低血圧の改善にはまずバランスの摂れた食生活によって必要な栄養素をしっかり摂る必要があります。

仕事や家事などで心身に負担をかけている方は、しっかりと睡眠時間を確保して一日の疲労を回復させましょう。塩分の摂り過ぎにも注意が必要です。
また、心臓から送り出された血液のうち500~750ml程度は下半身に溜まるため、下半身の筋肉を鍛えると全身を血液が循環しやすくなります。代謝を高めることも有効ですから、ウォーキングやストレッチなどで適度な運動を行う習慣を身につけましょう。
そのうえで血圧を測り、収縮血圧が100mmHgでさまざまな体の不調を感じている方は、低血圧をしっかり治すためにコエンザイムQ10を摂ると良いでしょう。

ビタミンEを配合したサプリメントは避ける

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コエンザイムQ10とビタミンEはどちらも活性酸素を除去する抗酸化物質であることから、非常に相性が良く一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。
サプリメントの中にはコエンザイムQ10とビタミンEを両方配合したものも見られます。ですがビタミンEには血管を拡張する作用があるため、大量に摂ると血圧を下げてしまいます。
ですから低血圧の方が大量のビタミンEを摂ると逆効果になります。ビタミンEを含むサプリメントの摂取は避けましょう。コエンザイムQ10と相性の良い抗酸化物質はビタミンEのほかにビタミンCやポリフェノールがあります。

参考元1:「コエンザイムQ10」で元気が出る、病気が治る! 永田勝太郎著 日本文芸社
参考元2:コエンザイムQ10の魅力 神様の贈り物 永田勝太郎著 佐久書房

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