老人性難聴を予防するコエンザイムQ10

老人性難聴の予防効果が期待されているコエンザイムQ10

コエンザイムQ10には細胞の老化を防ぐアンチエイジング効果が期待されています。そこでいま注目されているのが、老化によって聴力が低下する「老人性難聴(加齢性難聴)」に対する効果です。
老化を引き起こす原因の一つが加齢によって増加する活性酸素です。コエンザイムQ10には優れた抗酸化作用があり、体内で増えすぎた活性酸素を除去してくれます。
さらにコエンザイムQ10にはエネルギー産生効率を高める働きがあります。細胞に豊富なエネルギーが供給されることで、聴力低下の原因である細胞死の抑制に繋がります。
老化が気になる中高年世代の方は、老人性難聴を予防するためにコエンザイムQ10を積極的に摂ると良いでしょう。

加齢によって耳が聞こえづらくなる老人性難聴

老人性難聴は加齢によって耳と脳に障害が発生し、耳が聴こえづらくなる状態のことです。一般的に両側の耳で同時に起こり、高い音ほど聞き取りづらくなります。
特にさ行は行か行などの聞き間違えが増える傾向にあります。薬による治療が難しく、補聴器をつける以外に有効な対処法がないのが現状です。

活性酸素と老人性難聴の関係

老人性難聴を引き起こす原因として近年になり注目されているのが活性酸素です。

老化を促進する活性酸素

私たちは酸素を取り込むことで細胞を動かし生命を保っています。ところが取り込んだ酸素のうち最大5%程度が活性酸素に変わってしまいます。
体内で活性酸素が増えると、強い酸化作用によって細胞を錆つかせ機能を低下させてしまいます。活性酸素によって細胞がダメージを受ける現象を「酸化ストレス」といいます。

活性酸素が老人性難聴を引き起こす

老人性難聴を発症する直接の原因は、老化による神経細胞の死滅です。最近の研究では聴覚を司る内耳細胞が強い酸化ストレスに晒されると、細胞死を促す遺伝子が活性化されることが分かっています。
それによって神経細胞の死滅が進み、老人性難聴が引き起こされることが解明されています。

加齢によって増加する活性酸素

細胞を老化させて老人性難聴を引き起こす活性酸素を、私たちの体はただ放置しているわけではありません。
コエンザイムQ10やビタミンEといった「抗酸化物質」を働かせることで、増えすぎた活性酸素を除去して酸化ストレスから細胞を守っています。

ところがコエンザイムQ10を含めた体内の抗酸化物質は加齢によって減少し、中高年世代になると活性酸素の除去が追いつかなくなります。
その結果として、体内の活性酸素が増加し、細胞が強い酸化ストレスに晒されることで老化が進んでしまいます。
ですから中高年世代の方は、食事やサプリメントからコエンザイムQ10などの抗酸化物質を積極的に摂る必要があります。

関連記事:コエンザイムQ10は年齢とともに減少する

コエンザイムQ10の効果

最近の研究ではコエンザイムQ10に老人性難聴を予防する効果があることが分かっています。

効果のメカニズム

コエンザイムQ10が老人性難聴を予防するメカニズムとして主に以下の二つが考えられています。

抗酸化作用

コエンザイムQ10は大きく分けて酸化型と還元型があります。このうち還元型には優れた抗酸化作用があり、体内で増えすぎた活性酸素を除去してくれます。
さらに最近の研究では、還元型コエンザイムQ10には細胞死を促す遺伝子を抑制し、老人性難聴の発症を遅らせる効果があることが明らかになっています。(参考元1)

関連記事:還元型コエンザイムQ10とは
関連記事:コエンザイムQ10の抗酸化作用

ミトコンドリアの活性化

私たちの体は約60兆個もの細胞によって構成され、一つ一つの細胞にはミトコンドリアという小器官が存在します。ミトコンドリアはATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーを作り出しています。
コエンザイムQ10はミトコンドリアを活性化することで、ATPの生成を促す働きがあります。細胞に豊富なATPが供給されることで新陳代謝が促されて、老化を抑制することができます。

さらに還元型コエンザイムQ10にはアンチエイジング効果が期待されていて、加齢によるミトコンドリアの減少を抑制してくれます。
ミトコンドリアが活発に働くことで細胞死が抑えられるため、老人性難聴の予防にも繋がると考えられています。

関連記事:コエンザイムQ10のアンチエイジング効果

マウスを使った試験で老人性難聴を抑制する効果が認められている

コエンザイムQ10の老人性難聴抑制効果はマウスを使った試験で認められています。まだ動物実験の段階であり、更なる研究の進展が待たれますが、近い将来の実用化が期待されています。

【コエンザイムQ10の効果を示す試験結果】

人工的に老化を促進させた1.7.13月齢のマウスに、還元型コエンザイムQ10を0.3%含めたエサを摂らせて飼育しました。
その後、2.7.13.19月齢マウスの聴力を測定し、老人性難聴に対する還元型コエンザイムQ10の進行抑制効果を調べ、通常に飼育したマウスと比較しました。

その結果、通常に飼育したマウスは7月齢で高音域障害を、13月齢で中低音域障害を発症し、19月齢ではほぼ全ての聴力を失いました。
一方の還元型コエンザイムQ10を摂らせたマウスでは、高音域、中低音域ともに障害の程度が軽減されることが確認されました。
さらに19月齢では障害は現われるものの、全ての音域で聴力が維持されることが確認されました。(参考元2)

参考元1:老人性難聴の発症のしくみを解明~Bak 依存性ミトコンドリアアポトーシスの老人性難聴への関与~
参考元2:加齢性難聴に対する還元型コエンザイムQ10の進行抑制効果について

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